本日4月3日朝刊から小説「神様との取引」毎日連載を開始します。
小説の連載は、金融ファクシミリ新聞28年余りの歴史のなかで初めてのこととなります。
筆者は現役の証券マンであり、かつ「ナイスディール」(きんざい)や「セブン・デイズ」(光文社)の著者として、小説家としても注目されている町田哲也氏です。
物語の主人公は、大学を中退し中堅証券会社に入社したハングリー精神の強い25歳。
債券営業部に異動し、桜アセット・マネジメントを担当することになったが・・・・。
ご期待ください。
著者より
証券市場に長く身をおいていると、神様に勝負を仕掛けているような瞬間に出くわすことがある。最高の舞台で最良の相手と闘った経験が、お前にはあるのか。そんな声が、自らを前へと突き動かすのだ。
逮捕された男の名前に新聞をめくる手を止めたのは、5年ほど前のことだった。追いかけてみようと思ったのは、彼と出会ったころの会話に、自分と同じところで悩んでいる姿を思い出したからだ。神様との取引に、男は何を求めたのか。この小説を描くことで探りあてていきたい。
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